「テストの点数を上げること」と「頭が良くなること」

「テストの点数を上げること」と「頭が良くなること」
一見すると同じように感じますが、違うんです。
例えば、中学の定期テストで得点を上げようと思ったら、その中学の定期テストの過去問を集めます。作成した先生の名前もチェックします。ノート、問題集、プリント、小テスト、教科書とテストを照らし合わせ、作成した先生の傾向を考えます。年齢も聞いておくと、その年代ならではの有名な問題なども出やすい傾向があります。
理解が難しい問題は、丸暗記させます。得点になるように。「み・は・じ」とか速さの意味はわかっていなくても答えは出て◯になります。他にも色々なネタはあります。
得点は出るんですよね。
でも理解していないのに高得点を出してしまうと、分不相応な学校に進学してしまい、そこでも同じような事を繰り返していると勉強時間が膨大になってきて心身ともに大変になってしまうのです。
だって、問題の繋がりが見えずに一問一問が違う問題にしか見えないから勉強時間が増えて仕方がないのです。
一方「頭の良くなること」は、言葉の意味、定義、などをしっかりと覚え、例えば cm/秒 は1秒で何cm進むかという事を理解し、基本をしっかりと押さえていくという事なのです。
基本を押さえると言うことは、「簡単なことをやっている」と思われがちなのですが、応用問題も何本かの基本の組み合わせ、これに気づくと勉強時間が少なくても色々な問題が解けるようになるのです。
頭が良くなれば、勉強にかかる時間も減り、睡眠時間や部活、恋愛、友達とのかたらいなど青春を横臥するために使ってもらいたいものです。
*図の円錐の表面積は
母線に半径を足して、半径をかけてπをつけると答えが出るよと言うと正解は出ますが・・・